企画

【”パイセン”による海外留学のススメ】清水天智パイセン

2019.7.1

高校球児のみんなにとって、運命を変える季節である夏。野球のことで頭はいっぱいだろうけど、少し“先”のことも考えてみてはどうだろう。ここで紹介するのは、引退後に『野球留学』という道を歩んだパイセン(=先輩の意)だ。君の歩む道は海の向こうにあるかも!?


今月の”パイセン” 清水天智(しみず たかのり)

青森県の強豪・青森山田高出身。3年夏はケガなどもあってメンバー入りすることができず、「このままでは終われない!」という気持ちが強く、海外留学を決断した。現在はオレゴン州にある大学でプレー中。1年目のシーズンを、チームトップの打撃.347、2本塁打、21打点という好成績で終えた。


高校球児のみんなにとって、運命を変える季節である夏。野球のことで頭はいっぱいだろうけど、少し“先”のことも考えてみてはどうだろう。ここで紹介するのは、引退後に『野球留学』という道を歩んだパイセン(=先輩の意)だ。君の歩む道は海の向こうにあるかも!?

振り返るのは3年の夏が終わった頃のこと。清水パイセンは、モヤモヤした気持ちで日々を過ごしていた。最後の夏の大会にメンバー入りすることができず、燃え尽きることができなかったからだ。
「野球はしたいけど、真剣にやってきたから、目標なくダラダラやるのも違うなって……」。

悩んでいた。おそらく、これから多くの選手たちもこのことで迷うことになるはずだ。夏が終われば、急に現実が襲ってくる。進学するのか、就職か——。野球を必死にやってきたら正直考える余裕はないけれど考えなくてはいけない。迷った末に、清水パイセンが導き出したのが野球留学という道だった。
「進学するなら、勉強もしっかりやりたいし、自分を追い込みたいなと思ったんです。先輩がふたり留学しているというのもあって、自然と自分の選択肢のなかにも留学が浮かびました。やってみようかなって」。

燃え尽きられなかったからこそ、さらに自分を追い込む選択肢をチョイス。アスリートブランド社を通じてセレクションに出ることを決め、秋には渡米。見事に合格し、“野球留学”が現実のものになった。

野球留学とは。その名の通り、留学先で野球部の一員としてプレーをしながら、大学に通って勉学にも励むという道だ。そこには想像以上にストイックな道が待っている。
「まず、言語の壁ですね。何を言っているかわかんないですし、自分が言いたいことも言えない(苦笑)。これは本気で勉強するしかない!って、思いました」。

野球のプレーのやりとりはもちろん、大学の講義にいたる全てが英語で行われる。「高校時代は全く英語がダメだった」という清水パイセンも最初は苦しんだが、半年ぐらいで日常会話は難なく話せるようになった。そこからは一気に世界が変わったという。
話せるようになってからは、楽しいことばかりです!みんな明るいですし、野球をしていてもすごく楽しいです!」。

野球では、チームのリードオフマンとしてプレー中。高校時代は外野手だったが、チーム事情でファーストを守るなど、こちらもチャレンジの日々だ。
「すごいやつがいっぱいいます(笑)。だけど、日本でやってきたことをしっかりできれば、十分通用するんだなと感じています!」

目標はでかく『打率5割を目指す』こと。まずはリーグでの打率トップを目指して練習に励んでいる。

これから迎える夏。大事な季節に挑む“後輩”のみんなに、メッセージをもらった。
「とにかく必死でやって、モヤモヤした気分が残っているようだったら、留学はありだと思います。こっちでは、自分でチャンスを掴もうとすれば、掴める環境がある。僕は来てよかったなって心から思っています。なんならもう日本に戻りたくないぐらいです(笑)。みんなもぜひ挑戦してみてください!」。

最後の夏が終わってもまだまだ人生は終わらない。そこから先のほうが長い長い道が続いていく。人生の可能性を大きく広げる選択肢のひとつである野球留学で高校野球以上に充実した日々を目指してみては?

パイセンQ&A

Q:野球留学でなにが一番変わりましたか?
A:そうですね。何事にも前向きになった気がします!

Q:アメリカの野球指導は日本と全然別ですか?
A:別です! 一番は練習時間が短いこと(笑)ただ、そのおかげで、明日ももっと練習したいっていう気持ちになるんですよね。

Q:英語はどうですか?
A:最初は全くでしたが、いまではチームメイトとジョークを言い合えるぐらいにはなりました。

Q:ズバリ、いまの目標は?
A:まずはリーグで結果を残すこと。もちろん野球でも上を目指しながら、将来的にはこのままこっちで仕事ができるようになりたいと思っています!

パイセンの海外留学の様子

チームメイトは明るいナイスガイばっかり!ジョークを言い合える関係です。

アメリカにきて変わったのは打撃の意識ですかね。形よりも力強く振ることを意識したら結果もついてきました!

個性豊かな選手ばっかりで、普通にやっていてはかなわないです(笑)。

日本でやってきたことをしっかりやれば、アメリカでも通用すると感じています。
いまの目標はズバリ、リーグの打率トップです!

HOW to 海外留学 


セレクションは通常、現地のアメリカ人と一緒に練習に参加するので、アメリカ特有の雰囲気が体感できる。

決して遠くない海外への道。勇気を持って、ぜひトライしてみよう!

海外留学へ挑戦するための流れは、いたってシンプル!進路を決めるのは、最後の夏が終わったあと。高校球児として“引退”したあとから、海外挑戦の歩みは始まることになる。挑戦を決めたら、手続きをし、秋に現地に渡って米大学野球部セレクションに参加。見事合格となれば、入学手続きを踏み、アメリカでの大学生活をスタートできるのだ。
大学では当然、野球以外の勉強もいち学生として学んでいく。語学を学びつつ、最後まで通えば通常の“大卒”として就職活動もできる。その後、どんな道を歩むかは君次第! ひとつの選択肢として、考えてみよう!

留学会社を選ぶ5つのポイント

1.4年生大学への進学実績
2. 就職実績
3 .野球部に入るまでをサポートしてくれるか
4 .留学先の大学を訪問させてもらえるか
5 .先輩留学生たちの話を現地で直接聞けるか

君の未来に、野球留学の選択肢を!

【STEP1】秋に行なわれる米大学セレクションへ参加!

【STEP2】野球部合格=大学合格!諸手続き

【STEP3】来年3月以降に渡米!

【米大学野球部セレクション開催】

第1弾9/15〜22、第2弾9/29~10/6、第3弾10/13~20

※アメリカでは留学生である日本人が1年目から奨学金をもらうことは極めて稀。現地で実績を出すことで3、4年目(場合により2年目)から奨学金をもらうのが一般的。行きたい土地というよりプレーチャンスの多い学校に行き、そこで実績を出す方がさまざまな点からオススメ。就職実績:プロ野球選手(NPB、日米独立)、プロ野球球団関係者(通訳、トレーナー等2018年6名)、国際スポーツ連盟、大手上場企業、官公庁、プロレーサー、大学職員、起業独立など。詳しくはお問い合わせ下さい。

 


アメリカ野球留学はアスリートブランドで!
高校野球部向けの無料説明会も実施中

【お問い合わせ先】
http://www.athlete-brand.com/baseball/selection/
TEL.03-3230-0036(代表)


PICK UP!

新着情報