カラダづくり

野菜をたくさん食べる工夫

2015.9.11
 バランスの良い食事をとることは、アスリートの日常生活において基本中の基本ですよね。毎日、毎食バランスのいい食事をとることはむずかしくても、一日3食の中で調整しながら、もしくは一週間の食事内容をチェックしながら、不足している栄養素を中心にとるようにしたいものです。特に男性アスリートは野菜や果物からとるビタミン・ミネラル類が不足しがちであると言われています(女性アスリートはカルシウムや鉄分が不足しがち)。副菜のキャベツの付け合わせを食べずに、メインのお肉だけを食べていることなどはありませんか? 体を作るためのタンパク質源(肉、魚、卵、豆類等)はもちろん大事ですが、体のコンディションを良い状態に保つためには「野菜をたくさん食べる」ということも意識して食事をとりましょう。

 野菜をたくさん食べるといえばまず思いつくのがサラダではないでしょうか。加熱しない生野菜はビタミンが豊富であり、準備にもさほど時間がかからないため手軽にとりやすいものと言えるでしょう。ただ毎食、必要量を摂取するにはかなり多くの野菜をとる必要があり、サラダだけでビタミンやミネラル類の必要量をすべて補うには限界があります。

 生野菜の他に、食べやすい調理方法としては電子レンジを活用した蒸し野菜や、フライパンを使った野菜炒めなどがオススメです。蒸し野菜はゆでるよりもビタミンなどの流出を抑えることができるため、上手に活用したいところです。野菜炒めはしょうがやニンニクのみじん切りなどを一緒に入れると風味もよくなり、栄養価もアップします。カレー粉などを使うとカレー風味の野菜炒めとなり、また違った味が楽しめそうですね。さらに豚汁やミネストローネといった洋風スープなどに具材として野菜をたくさん入れると、汁物としてだけではなく、副菜の役割も果たすことができ一石二鳥です。また鍋料理なども野菜を一度にたくさん食べることが出来るので、寒い時期などは積極的に取り入れるようにしてみてください。

 まずは野菜不足を自覚するところから始めましょう。生野菜以外にもたくさん野菜をとる方法はありますので、自分の好みや季節などにあわせてアレンジしてみてくださいね。

野菜たっぷりの食事を心がけよう



  


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