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【甲子園】大会第7日目の注目選手と見どころ

2017.8.13

大会7日目の注目選手とみどころ

「第99回全国高校野球選手権大会」大会1回戦(一部2回戦含む)の試合ごとに注目選手と見どころを、おなじみのアマチュア野球ウオッチャー西尾さんが解説!翌日の試合の予習をして注目選手のプレーを見逃すな!


注目は2年生大型サウスポー山田龍聖投手(高岡商)

大会第7日

京都成章(京都)vs神村学園(鹿児島)
高岡商(富山)vs東海大菅生(西東京)
青森山田(青森)vs彦根東(滋賀)
済美(愛媛)vs津田学園(三重)

京都成章(京都)vs神村学園(鹿児島)

準優勝した98年以来の出場となる京都成章は大型右腕の北山亘基が大黒柱。腕の振りに柔らかさがなくコントロールには課題が残るものの、コンスタントに140キロを超えるスピードを誇り京都大会では49回で60奪三振の成績を残した。

一方の神村学園は強打の捕手である田中怜央那を中心とした攻撃力が持ち味。絶対的なエースは不在だが、タイプの異なる投手を繋いで逃げ切るのが勝ちパターンだ。春の九州大会を制しており、総合力は高い。

高岡商(富山)vs東海大菅生(西東京)

日大三、早稲田実を破った東海大菅生は攻守のバランスが良く、充実した戦力を誇る。エースの松本健吾は140キロ台のストレートと多彩な縦の変化球を操り、試合を作る能力が高い。打線も長打力のある選手が揃い、調子によって打順を変えることができるのも強みだ。

春夏連続出場となる高岡商は力のある投手が揃う。特に2年生の山田龍聖はスケール抜群の大型サウスポーで、ストレートの威力は抜群。エースの土合伸之輔もまとまりのある好左腕だ。総合力では東海大菅生に分があるが、高岡商の投手陣が踏ん張れば接戦となる可能性も十分に考えられる。

▼山田龍聖投手(高岡商)

▼小玉佳吾内野手(東海大菅生)

▼田中幹也内野手(東海大菅生)

青森山田(青森)vs彦根東(滋賀)

8年ぶりの出場となる青森山田は打力のチーム。2年生ながら中軸にすわる赤平竜太、青森大会3本塁打の主砲阿部健大を中心に、長打力のある打者が顔を並べる。投手陣は継投のタイミングがポイントとなるだろう。

初戦で劇的な逆転サヨナラ勝ちを飾った彦根東は2年生サウスポー増居翔太のピッチングがカギとなる。1回戦で160球を投げており疲労が心配なだけに、好調な打線で早めに援護したいところだ。

済美(愛媛)vs津田学園(三重)

1回戦はともに二桁安打で打ち勝ってきた両チームの対戦だが、水谷翼(津田学園)、八塚凌二(済美)の両エースも力がないわけではない。甲子園のマウンドに慣れて、本来のピッチングができればロースコアの展開になることも十分に考えられる。愛媛大会から好調な済美の亀岡京平、八塚の中軸を水谷、久保田拓真の津田学園バッテリーが抑え込めるかが勝敗のポイントとなりそうだ。

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