企画

【関西学生野球連盟】高校球児のための大学リーグガイド!

2017.6.15

関西学生野球連盟を紹介

球児のための大学リーグガイド。知ってるようでよく知らない「大学野球」を現役高校球児に向けにガイドします!今後の進路の参考にしていただけると幸いです!
第5回目は初めて関東を離れて「関西学生野球連盟」をガイドしちゃいます。


About 関西学生野球連盟

リーグの特徴

関西地域における東京六大学のような存在という表現がぴったり当てはまるリーグ。歴史は古いが加盟校の再編があり、現在の6チームの形となったのは1982年からである。それ以降は近畿大学リードする時代が続き、1989年と1997年には大学選手権と明治神宮大会の春秋連覇を達成。なお1997年には当時行われていた大学選手権優勝チームと社会人野球日本選手権の優勝チームによって行われていた全日本アマチュア野球王座決定戦も制し、史上唯一となる大学野球のタイトル5冠を勝ち取っている。しかし近年は京都大を除く5チームが複数優勝しているように完全に混戦状態。また、以前に比べると全国大会で勝てないことが多く、プロに多く人材を輩出することで存在感を見せている。

特徴的なのは関西大と関西学院大で行われる「関関戦」、同志社大と立命館大で行われる「同立戦」という「早慶戦」に並ぶ二つの対抗戦が行われているということ。チアリーディングの盛んな関西ということもあり、多くのチアがアクロバティックな技を披露する応援合戦はひときわ華やかである。旧帝国大の名門である京都大の存在や、指名打者制を導入していないところなども東京六大学との共通点である。また、「関関戦」は主に甲子園球場で行われており、高校時代に出場できなかった選手がその土を踏む機会を得られるのも魅力の一つと言えるだろう。

もう一つの大きな特徴がリーグのホームページに掲載されている個人成績情報の充実ぶりだ(http://kansaibig6.jp)。投手、野手ともにセイバーメトリクスの指標が掲載されていおり、これは他のリーグにはないものである。プロのスカウトが選手を見るうえでも大きな判断材料となっており、今後もぜひ続けてもらいたい。

加盟大学(6校)

近畿大学(私立)
立命館大学(私立)
同志社大学(私立)
関西大学(私立)
関西学院大学(私立)
京都大学(国立)

リーグの野球偏差値

63

使用球場

わかさスタジアム京都、ほっともっとフィールド神戸、阪神甲子園球場、皇子山総合運動公園野球場、南港中央野球場

順位決定方式

勝ち点制(2戦先勝で勝ち点1)

各大学データ

近畿大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
68

ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクションについて(2016年実績)
セレクションを実施(時期不明)

グラウンド所在地
奈良県生駒市

レギュラー選手の主な出身校(2017年実績)
南陽工、岡山理大付、神戸国際大付、近大付、星稜

近年の主なプロ入り選手
畠世周(2016年:巨人2位・近大福山)
安部建輝(2012年:DeNA5位・近大付→近畿大→NTT西日本)
中後悠平(2011年:ロッテ2位・近大新宮)
藤川俊介(2009年:阪神5位・広陵)
荒木貴裕(2009年:ヤクルト3位・帝京三)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
日本生命、大阪ガス、トヨタ自動車、日本製紙石巻、三菱日立パワーシステムズ

立命館大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
68

ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクションについて(2016年実績)
8月に練習会を実施(スポーツ推薦の参考資料)

グラウンド所在地
京都府京都市北区

レギュラー選手の主な出身校(2017年実績)
愛工大名電、東福岡、社、立命館宇治、日大三

近年の主なプロ入り選手
桜井俊貴(2015年:巨人1位・北須磨)
金子侑司(2012年:西武3位・立命館宇治)
中村真崇(2011年:広島育成2位・東筑→立命館大→JR東海→四国IL福岡→四国IL香川)
徳山武陽(2011年:ヤクルト育成1位・三田学園)
藤原正典(2009年:阪神2位・県岐阜商)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
大阪ガス、日本新薬、Honda鈴鹿、三菱自動車岡崎、王子

同志社大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
65

ベンチ入り難易度
★★★

スポーツ推薦

練習会、セレクションについて(2016年実績)
セレクションを実施(時期不明)
一般受験者向けのトライアウトも実施

グラウンド所在地
京都府京田辺市

レギュラー選手の主な出身校(2017年実績)
大阪桐蔭、履正社、鳥取城北、福知山成美、今治西

近年の主なプロ入り選手
小林誠司(2013年:巨人1位・広陵→同志社大→日本生命)
渡辺亮 (2005年:阪神大学社会人4巡目・鳴門工→同志社大→日本生命)
染田賢作(2004年:横浜自由枠・郡山)
平石洋介(2004年:楽天7巡目・PL学園)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
日本生命、大阪ガス、JX-ENEOS、西濃運輸、Honda鈴鹿

関西大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
64

ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクションについて(2016年実績)
一般受験者向けの説明会、練習会を3月に実施

グラウンド所在地
大阪府吹田市

レギュラー選手の主な出身校(2017年実績)
履正社、明徳義塾、智弁和歌山、東大阪大柏原、桜宮

近年の主なプロ入り選手
岩田稔(2005年:阪神希望枠・大阪桐蔭)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
パナソニック、東京ガス、三菱重工名古屋、王子、日本通運

関西学院大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
63
スポーツ推薦

ベンチ入り難易度
★★★★☆

練習会、セレクションについて(2016年実績)
不明

グラウンド所在地
兵庫県西宮市

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
佐世保実、今治西、報徳学園、智弁和歌山、大阪桐蔭

近年の主なプロ入り選手
田村丈 (2015年:DeNA育成3位・関大北陽)
岸敬祐 (2010年:巨人育成2位・関西学院→関西学院大→関西独立L大阪→四国IL愛媛)
荻野貴司(2009年:ロッテ1位・郡山→関西学院大→トヨタ自動車)
宮西尚生(2007年:日本ハム大学社会人3巡目・市立尼崎)
清水誉 (2006年:阪神大学社会人4巡目・小野)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
SUBARU、Honda、王子、大阪ガス、三菱重工神戸・高砂

京都大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
55

ベンチ入り難易度
★★☆☆

スポーツ推薦

練習会、セレクションについて(2016年実績)
不明

グラウンド所在地
京都府京都市左京区

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
畝傍、水戸一、西京、刈谷、東海大仰星

近年の主なプロ入り選手
田中英祐(2014年:ロッテ2位・白陵)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
不明

その他リーグデータ

通算優勝回数

(2017年春季リーグ終了時点)

近畿大学:36回
立命館大学:20回
同志社大学:8回
関西大学:4回
関西学院大学:3回
京都大学:0回
※1982年の関西学生野球連盟発足以降の数字。それ以前の旧連盟の記録は除く。

過去10年間のリーグ戦優勝回数

(2007年秋〜2017年春)

立命館大学:7回
近畿大学:5回
同志社大学:4回
関西大学:2回
関西学院大学:2回
京都大学:0回

過去10年間の全国大会優勝回数

(2007年秋〜2017年春)

なし


過去10年間の全国大会勝利数

(2007年秋〜2017年春)

立命館大学:4勝
近畿大学:3勝
同志社大学:1勝

合計:8勝(15位/26連盟中)


現役プロ野球選手数

(NPBおよびMLB)

近畿大学:7人
立命館大学:5人
関西学院大学:3人
関西大学:1人
京都大学:1人
同志社大学:1人

合計:18人(6位/26連盟中)

(データ・文:西尾典文)

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