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高山優希投手に聞く!プロ野球選手に求められるルーティンとは?

2017.6.6
北海道日本ハムファイターズの高山優希投手
高山優希:1998年5月17日生まれ、大阪府大阪市出身。左投げ左打ち。身長181cm、78kg。大阪桐蔭高校では1年秋にベンチ入りを果たし、2年春の選抜で甲子園デビュー。秋の近畿大会ではエースとして優勝に貢献、3年春に2年連続で選抜出場。2016年ドラフトでファイターズに5位指名され入団。将来を期待される若手投手として注目を集めている。

球界屈指と評されるファイターズの育成システムの中でも、将来性を期待されているのが高山優希投手。本村選手教育ディレクターは「生活面がしっかりしている。今年入団した選手の中では1番ですね」と人間性についても太鼓判を押す。今後ブレイク間違いなしの高山投手に、日々のルーティンの大切さを中心に話を聞いてみた。


名門野球部エースの今寮で習慣づけの毎日

名門大阪桐蔭で昨年エースナンバーを背負った高山投手は現在、ファイターズ二軍選手が主に過ごす勇翔寮で、プロ野球選手としての道を着実に歩みだしている。憧れのプロ野球選手になって約半年。まず、率直にファイターズの教育システムを初めて知ったときのことを振り返ってもらった。
「最初に球団から説明を受けたときは正直大変だなって思いましたね。高校時代は明確に個人の目標を設定することはなかったですが、今は長期目標設定シートを書いたり、毎日続けるルーティンだったり、習慣づけの日々を送っています。でもそのおかげで寮に入ってからは規則正しい生活が送れるようになり、野球の面でも良いように影響しています」。

寮に住む選手は毎朝体操を行い、朝食を食べる決まりがある。1年目の選手が声出しを担当する体操は5分程度で終わる簡単なもの。このような誰にでもできるものを継続することが、プロ野球選手としてだけではなく、一人の人間として非常に重要なのだと若手選手たちは教わる。
「簡単なことでも徹底できる選手にならないと、一軍の舞台では活躍できないと思っています。入団時のオリエンテーションでは、朝に読書の時間が設けられ、寮の中にはいつでも読めるように、何百冊という本があります。読む本は自由ですが、やっぱり野球の本を手に取ってしまいますね」。

独自のルーティン継続することが大切

ルーティンのストレッチを行う高山投手

球団で指定されているもの以外に、ファイターズに入団してから高山投手のルーティンには『ストレッチ』が加わった。
「練習後に毎日自分の部屋で約15分行っています。身体が硬いとケガをする可能性が上がってしまうので、できることはしっかりやっていこうと取り組んでいます。高校時代は少し腰を痛めていたのですが、今はストレッチの効果もあり、腰のハリがなくなり良い状態を保てていますね」。

最後に継続することの大切さについて、高山投手はこう締めくくった。
「ずっと同じことを続けていくことは難しいと感じるかもしれません。でも、必ず自分のためになるとプラスに考えて欲しい。僕も選手として、そして一人の人間として大切なことを身につけ、いつか一流のプレーヤー、一流の人間として最高の舞台に立ちたいと思います」。(取材・文=児島由亮  写真=廣瀬久哉)

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