企画

【東都大学野球連盟】高校球児のための東都大学リーグガイド!

2017.4.10

高校球児のための東都大学リーグガイド

知ってるようで実はよく知らない「大学野球」を現役高校球児に向けにガイドします!今後の進路の参考にしていただけると幸いです!
第2回目は日本でリーグのレベルが日本一高いと言われる「東都大学野球連盟」をガイドしちゃいます。


About 東都大学野球連盟

リーグの特徴

レベルの高さは間違いなく日本一で、現役プロ野球選手の数でも東京六大学を大きくリードしている。特に熾烈なのが一部と二部の入替戦。神宮球場を使用できるのは基本的に一部のチームだけとあって、まさに入替戦は勝てば天国、負ければ地獄と言われる。一部から二部の12校の力の差がないことも特徴で、一度二部に落ちるとなかなか昇格できないことも少なくない。そんなリーグの過酷さから「戦国東都」と呼ばれている。

一部のリーグ戦は神宮球場で行われるが開催される曜日は基本的に火曜日と水曜日の平日。そのため東京六大学に比べると観客数は少ないが、他のリーグと試合が重ならないことからプロのスカウトから視察される頻度は最も多いと言える。

2007年春から東洋大学がリーグ戦六連覇、2011年秋からは亜細亜大学が同じく六連覇とこの二校がリードしていたが、一昨年は専修大学、昨年は日本大学と古豪が復活の優勝を見せており、相変わらずレベルの差は小さい。また一昨年は原樹理(東洋大→ヤクルト1位)、吉田正尚(青山学院大学→オリックス1位)、昨年は黒木優太(立正大学→オリックス2位)と二部からも上位指名でプロ入りする選手が出ているのも「戦国東都」を物語っている。

一部、二部に所属している大学はいずれも推薦で入部する選手がチームの中心となっている。青山学院大学のように部員数の比較的少ない大学もあるが、推薦で入学する選手のレベルは高く、東京六大学と並んで最高峰のリーグと言えるだろう。

加盟大学(21校)

【一部】
亜細亜大学(私立)
国学院大学(私立)
専修大学(私立)
中央大学(私立)
東洋大学(私立)
日本大学(国立)

【二部】
青山学院大学(私立)
国士舘大学(私立)
駒澤大学(私立)
拓殖大学(私立)
東京農業大学(私立)
立正大学(私立)

【三部】

学習院大学(私立)
芝浦工業大学(私立)
順天堂大学(私立)
上智大学(私立)
成蹊大学(私立)
大正大学(私立)

【四部】
一橋大学(国立)
東京工業大学(国立)
東京都市大学(私立)

リーグの野球偏差値

72

使用球場

一部:明治神宮野球場
二部:上尾市民球場、大和スタジアムなど
三部・四部:各大学グラウンド

順位決定方式

勝ち点制(2戦先勝で勝ち点1)

加盟大学データ

亜細亜大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
72

ベンチ入り難易度
★★★★★

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
セレクションを実施(時期不明)

グラウンド所在地
東京都西多摩郡日の出町

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
星稜、大阪桐蔭、神戸国際大付、松山聖陵、常葉橘

近年の主なプロ入り選手
宗接唯人 (2016年 ロッテ7位 神戸国際大付)
板山祐太郎(2015年 阪神6位 成立学園)
薮田和樹 (2014年 広島2位 岡山理大付)
山崎康晃 (2014年 DeNA1位 帝京)
九里亜蓮 (2014年 広島2位 岡山理大付)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
トヨタ自動車、西部ガス、Honda、パナソニック、東邦ガス

野球以外の主な就職先(近年実績)
豊田鉄工、福山市役所、青梅ガス、JA東京中央、日本アクセス

国学院大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
72
ベンチ入り難易度
★★★★★

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
セレクションを実施(時期不明)

グラウンド所在地
神奈川県横浜市青葉区

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
帝京、広島新庄、日章学園、文星芸大付、修徳

近年の主なプロ入り選手
柴田竜拓(2015年 DeNA3位 岡山理大付)
田中大輝(2014年 巨人4位 必由館)
山下幸輝(2014年 DeNA5位 関東第一)
杉浦稔大(2013年 ヤクルト1位 帯広大谷)
谷内亮太(2012年 ヤクルト6位 金沢西)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
富士重工、東芝、Honda熊本、日本新薬、JFE東日本

野球以外の主な就職先(近年実績)
パイオニア、足利銀行、高校教員、消防士、関電工

専修大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
70

ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
8月にセレクションを実施

グラウンド所在地
神奈川県伊勢原市

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
星稜、二松学舎大付、天理、常葉菊川、専大松戸

近年の主なプロ入り選手
森山恵佑 (2016年 日本ハム4位 星稜)
池田駿  (2016年 巨人4位 新潟明訓→専修大→ヤマハ)
長谷川勇也(2006年 ソフトバンク大学生社会人5巡目 酒田南)
松本哲也 (2006年 巨人育成3巡目 山梨学院大付)
江草仁貴 (2002年 阪神自由獲得枠 盈進)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
新日鉄住金東海REX、三菱重工広島、JR西日本、三菱日立パワーシステムズ、NTT東日本

野球以外の主な就職先(近年実績)
警視庁、京葉銀行、佐藤薬品工業、オリエントコーポレーション、東京信用金庫

中央大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
70

ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
8月にセレクションを実施

グラウンド所在地
東京都八王子市

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
桐蔭学園、国学院久我山、佐野日大、前橋育英、北陸

近年の主なプロ入り選手
飯田大祐(2016年 オリックス7位 常総学院→中央大→Honda鈴鹿)
福田将儀(2014年 楽天3位 習志野)
島袋洋奨(2014年 ソフトバンク5位 興南)
遠藤一星(2014年 中日7位 駒場学園→中央大→東京ガス)
鍵谷陽平(2013年 日本ハム3位 北海)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
JFE東日本、シティライト岡山、トヨタ自動車、明治安田生命、Honda

野球以外の主な就職先(近年実績)
警視庁、横浜市消防局、NTTドコモ、西日本シティ銀行、テレビ新広島

東洋大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
72
ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
セレクションを実施(時期不明)

グラウンド所在地
埼玉県川越市

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
浦和学院、帝京、聖光学院、PL学園、常総学院

近年の主なプロ入り選手
坂本一将(2016年 オリックス育成1位 浦和学院→東洋大→セガサミー→石川ミリオンスターズ)
原樹理 (2015年 ヤクルト1位 東洋大姫路)
小田裕也(2014年 オリックス8位 九州学院→東洋大→日本生命)
土肥寛昌(2014年 ヤクルト6位 埼玉栄→東洋大→Honda鈴鹿)
緒方凌介(2012年 阪神6位 PL学園)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
JR東日本東北、西部ガス、NTT東日本、東京ガス、鷺宮製作所

野球以外の主な就職先(近年実績)
千葉銀行、三井住友トラスト不動産、トヨタホーム東海、日本生命、共立メンテナンス

日本大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
72
ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
8月にセレクションを実施

グラウンド所在地
千葉県習志野市

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
佐野日大、倉敷商、青森山田、履正社、習志野

近年の主なプロ入り選手
京田陽太 (2016年 中日2位 青森山田)
山崎晃大朗(2015年 ヤクルト5位 青森山田)
戸根千明 (2014年 巨人2位 石見智翠館)
吉田一将 (2013年 オリックス1位 青森山田→日本大→JR東日本)
青山誠 (2013年 巨人育成1位 育英)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
東京ガス、富士重工、セガサミー、東芝、新日鐵住金鹿島

野球以外の主な就職先(近年実績)
スターバックスコーヒージャパン、ツムラ、住友不動産販売、北広島市役所、コナミホールディングス

青山学院大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
72
ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
8月にセレクションを実施

グラウンド所在地
神奈川県相模原市中央区

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
聖光学院、秋田商、常総学院、桐蔭学園、龍谷大平安

近年の主なプロ入り選手
吉田正尚 (2015年 オリックス1位 敦賀気比)
杉本裕太郎(2015年 オリックス10位 徳島商→青山学院大→JR西日本)
加藤匠馬 (2014年 中日5位 三重)
下水流昂 (2012年 広島4位 横浜→青山学院大→Honda)
久古健太郎(2010年 ヤクルト5位 国士舘→青山学院大→日産自動車→日本製紙石巻)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
JX-ENEOS、新日鐵住金かずさマジック、大阪ガス、JR東日本、JR東日本東北

野球以外の主な就職先(近年実績)
パイオニア、野村不動産、三井住友海上火災保険、丸紅、日本生命

国士舘大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
66

ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
8月にセレクションを実施

グラウンド所在地
東京都町田市

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
丸亀城西、村上桜ケ丘、日南学園、東海大甲府、星稜、成田

近年の主なプロ入り選手
坂寄晴一(2014年 オリックス6位 鉾田第一→国士舘大→JR東日本)
岩崎優 (2013年 阪神6位 清水東)
屋宜照悟(2012年 日本ハム6位 中部商→国士舘大→JX-ENEOS)
岡本洋介(2009年 西武6位 南部→国士舘大→ヤマハ)
野原祐也(2008年 阪神育成1位 大宮東→国士舘大→富山サンダーバーズ)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
JR東日本東北、ヤマハ、新日鐵住金かずさマジック、富士重工、きらやか銀行

駒澤大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
71
ベンチ入り難易度
★★★★★

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
8月にセレクションを実施

グラウンド所在地
東京都世田谷区

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
履正社、向上、習志野、知徳、敦賀気比

近年の主なプロ入り選手
今永昇太(2015年 DeNA1位 北筑)
戸柱恭孝(2015年 DeNA4位 鹿屋中央→駒澤大→NTT西日本)
江越大賀(2014年 阪神3位 長崎海星)
白崎浩之(2012年 DeNA1位 埼玉栄)
海田智行(2011年 オリックス4位 賀茂→駒澤大→日本生命)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
NTT東日本、セガサミー、王子、東芝、Honda鈴鹿

野球以外の主な就職先(近年実績)
静岡信用金庫、スポーツニッポン新聞社、新日鉄大分製鉄所、広島日野自動車、筑波銀行

拓殖大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
65

ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
セレクションを実施(時期不明)

グラウンド所在地
東京都八王子市

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
明徳義塾、帝京第五、静清、日体大柏、糸満

近年の主なプロ入り選手
石橋良太(2015年 楽天5位 明徳義塾→拓殖大→Honda)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
JR西日本、日本通運、JFE東日本、三菱重工神戸高砂、カナフレックス

野球以外の主な就職先(近年実績)
埼玉トヨペット、広島トヨペット、湘南信用金庫、八千代銀行、佐川急便

東京農業大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
65

ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
セレクションを実施(時期不明)

グラウンド所在地
東京都世田谷区

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
筑陽学園、聖和学園、富山商、益田翔陽、岡山理大付

近年の主なプロ入り選手
高木伴 (2014年 オリックス4位 市立川口→東京農業大→NTT東日本)
陽川尚将(2013年 阪神3位 金光大阪)
吉原正平(2013年 ロッテ4位 東筑紫学園→東京農業大→日本生命)
松井佑介(2009年 中日4位 大商大堺)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
九州三菱自動車、富士重工、Honda、西部ガス、新日鐵住金東海REX

野球以外の主な就職先(近年実績)
熊本銀行、静岡ガス、JA市原、筑波銀行、スリーボンド


立正大学

ベンチ入りメンバー野球偏差値
68

ベンチ入り難易度
★★★★☆

スポーツ推薦

練習会、セレクション(2016年実績)
8月に練習会を実施

グラウンド所在地
埼玉県熊谷市

レギュラー選手の主な出身校(2016年実績)
橘学苑、日本航空、北照、関東第一、学法石川

近年の主なプロ入り選手
黒木優太(2016年 オリックス2位 橘学苑)
神戸文也(2016年 オリックス育成3位 前橋育英)
吉田裕太(2013年 ロッテ2位 日大三)
小石博孝(2011年 西武2位 鶴崎工→立正大→NTT東日本)
南昌輝 (2010年 ロッテ2位 県和歌山商)

プロ以外の主な野球継続チーム(社会人)
日本生命、NTT東日本、富士重工、セガサミー、日本新薬

野球以外の主な就職先(近年実績)
不明

三部以下の大学グラウンド所在地

【三部】
学習院大学:東京都豊島区
芝浦工業大学埼玉県さいたま市見沼区
順天堂大学千葉県印西市
上智大学神奈川県秦野市
成蹊大学東京都武蔵野市
大正大学埼玉県北葛飾郡松伏町

【四部】
一橋大学東京都国立市
東京工業大学東京都目黒区
東京都市大学東京都世田谷区

その他リーグデータ

通算優勝回数

(2016年秋季リーグ終了時点)

専修大学 32回
駒澤大学 27回
亜細亜大学 25回
中央大学 24回
日本大学 23回
東洋大学 16回
青山学院大学 12回
芝浦工業大学 3回
学習院大学 1回
国士舘大学 1回
立正大学 1回
国学院大学 1回


過去10年間のリーグ戦優勝回数

(2007年春〜2016年秋)

亜細亜大学 8回
東洋大学 7回
立正大学 1回
国学院大学 1回
駒澤大学 1回
専修大学 1回
日本大学 1回


過去10年間の全国大会優勝回数

(2007年春〜2016年秋)

東洋大学 5回
亜細亜大学 2回
立正大学 1回
駒澤大学 1回

合計9回(1位/26連盟中)


過去10年間の全国大会勝利数

(2007年春〜2016年秋)

東洋大学 20勝
亜細亜大学 14勝
立正大学 3勝
駒澤大学 3勝
専修大学 1勝
日本大学 1勝

合計42勝(2位/26連盟中)


現役プロ野球選手数

(NPBおよびMLB)

亜細亜大学 14人
駒澤大学 13人
東洋大学 11人
中央大学 11人
青山学院大学 10人
日本大学 10人
国学院大学 9人
専修大学 5人
立正大学 5人
国士舘大学 3人
東京農業大学 3人
拓殖大学 1人

合計95人(1位/26連盟中)

(データ・文:西尾典文)

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