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【日大藤沢】捕手出身監督がこだわる3つのキャッチャー練習

2017.3.29

送球捕球の練習に取り組む日大藤沢野球部のキャッチャー陣

近年では横浜DeNAベイスターズの黒羽根利規捕手や、川辺健司(ヤマハ)、島仲貴寛(三菱自動車岡崎)など、プロ・アマ問わず有望なキャッチャーを輩出している日大藤沢高校。キャッチャー出身である山本監督がこだわる3つの練習に迫った。


◆目 次◆

ボールを飛ばす、握り替えの練習

正面を向いてスローイング練習

外野手からの返球を捕球する練習

ボールを飛ばす、握り替えの練習

日大藤沢の捕手が最も多く時間を費やしているのがボールを握り替える練習だ。「キャッチングやワンバウンドの練習もやりますが、この握り替え練習が一番重要ですね。ウチの捕手は個人練習や自主練習の時は、ほとんどこの練習を行っています」(山本監督)。

握り替えのポイントはキャッチャーミットに入っているボールを斜め下に飛ばしてあげることだ。このような動作を覚えればミットに入っているボールを右手で掴みにいくよりも素早く握り替え行うことができる。

正面を向いてスローイング練習

肩を入れてスローイングすると肩を入れた分、ボールが左右に乱れる確率が高くなってしまう。だが、正面を向いてスローイングすると、左右の乱れは最小限に収まり、コントロールが安定するのだ。

ポイントは軸足を後ろにステップし、トップの位置は肘を引いて作るのではなく、肩を小さく回して作る。この一連の動きがスローイングまでの速さと力強さを生んでくれる。

外野手からの返球を捕球する練習

外野ノックを2、3箇所で行うとき日大藤沢ではノッカーの隣に、捕手が付いて外野手の返球を捕球する練習を行っている。

外野手から返球を捕球する際に大切なことは、目線を一定の高さに保ち、身体の力を抜いて構え、捕球する寸前にミットを出すことだ。このように構えているとイレギュラーバウンドやボールが逸れた時に素早く対応することができる。そして、捕球と同時に素早く左足を引いて、ランナーにタッチする。

(取材・撮影:児島由亮)

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監督プロフィール

日大藤沢高校野球部山本秀明監督

山本秀明(やまもとひであき)
1970年4月11日生まれ、神奈川県出身。日大藤沢高校から三菱自動車川崎。98年に社会人野球を引退し、翌年から横浜隼人高校のコーチを2002年まで務める。04年に母校の監督に就任し、07年に選抜大会へ導いた神奈川屈指の指導者。