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【高校野球】今日のベストナイン!センバツ大会(第2日)

2017.3.20

おなじみアマチュア野球ウオッチャー・西尾さんが毎日選ぶ「センバツ大会今日のベストナイン」。大会第2日目のベストナインを発表します。

センバツ高校野球大会第二日目のベストナイン

投手

丸山和郁(前橋育英)3年 170cm/69kg 左投/左打

【今日の成績】5回0/3 被安打3 失点0(自責点0) 奪三振6 四死球2

秋はセンターで全てリリーフ登板だったがエースの吉澤の故障で背番号1に。右肩が全く開かずに体の近くで腕振れており、最速144kmのストレートと鋭く変化する縦のスライダーで中村打線を5回までほぼ完璧に封じ込めた。打者としても鋭い当たりと一塁到達で4秒を切るスピードを披露。将来的に投手か野手か悩むが、どちらも魅力は十分だ。

捕手

篠原翔太(報徳学園)3年 177cm/80kg 右投/右打

【今日の成績】6打席 5打数 3安打 3打点 1死球

イニング間のセカンド送球では現時点で今大会最速の1.88秒をマーク。素早い持ち替えと小さい動きで正確に投げられるスローイングは間違いなく超高校級。少しスイングの軸ぶれるが右手で押し込んでライト線へ長打も放ち、四番の役割も果たした。

一塁手

島村功記(高岡商)3年 171cm/71kg 右投/右打

【今日の成績】6打席 4打数 2安打 3打点 1四球

大会前には完全にノーマークだったが、打撃技術の高さは全国レベル。程よく上半身の力を抜きながらも力感があり、メリハリのあるスイングが特徴。上背はなくても全身使って振れており、センター中心に鋭い打球を放ち打線を牽引した。

二塁手

片岡心(報徳学園)3年・177cm・68kg・右投左打

【今日の成績】6打席 5打数 3安打 2打点 1四球

全体的に少しアクションは大きいが、鋭く体を回転させて強く引っ張るバッティングで3安打の活躍。きれいにヘッドの走るスイングが長所。セカンドの守備もフットワーク良く、安定したプレーを見せた。

三塁手

池上颯(報徳学園)3年 170cm/68kg 右投/右打

【今日の成績】6打席 6打数 2安打 1打点

第三試合の飯島大夢(前橋育英)のスケールの大きいバッティングも光ったが、最近では珍しいサードの守備名人ということで池上を選んだ。前のゴロへのダッシュ、捕球から送球の流れ、投手も務める強肩はいずれも高レベル。こういうサードのいるチームは強い。

遊撃手

小園海斗(報徳学園)2年 178cm/73kg 右投/左打

【今日の成績】6打席 5打数 2安打 1本塁打 3打点 1四球

第一試合で4安打を放った比嘉賢伸(盛岡大付)も素晴らしかったが、打球の迫力と圧倒的な脚力で小園を選出した。常に全力疾走で一塁到達は4秒を切り、スリーベースでの三塁到達はプロでも上位の11.26秒。最終打席では緩いカーブを呼び込んでライトポール際に運び、この日の活躍を締めくくった。 

外野手

植田拓(盛岡大付)3年 165cm/72kg 右投/右打

【今日の成績】6打席 6打数 3安打 2打点

バットの動きが大きくタイミングの取り方も雑に見えるが、とにかくよく振れている。上手く合わせた時の打球は小柄な体に似つかわしくない迫力で、体勢を崩しながら打つ器用さもある。リードが極端に小さく、走塁に意欲が見られないのは課題だ。

永山裕真(報徳学園)3年 170cm/61kg 右投/左打

【今日の成績】6打席 6打数 5安打 3打点 1盗塁

小柄だが無駄のないシャープなスイングで5安打の大活躍。全てが芯でとらえたライナーで、センターに4本集めて見せた。厳しい警戒の中でも見事なスタートを切って盗塁を決め、脚力も素晴らしいものがある。小園と組む1,2番は次戦以降も相手チームの脅威となるだろう。

皆川喬涼(前橋育英)3年 178cm/76kg 右投/右打

【今日の成績】4打席 3打数 1安打 1四球

左足を軽く蹴るような動きのステップで上手く“間”を作り、中村のエース北原の上手い緩急に対応。1安打だったが、凡打でもスイング崩されず打球にも迫力があった。元々投手として注目の選手で、6回途中からリリーフして2回をしっかり抑えたピッチングも見事だった(この日の最速は141km)。丸山と同様に投手、野手両方で将来が楽しみな選手だ。

*成績は手元集計です。公式記録ではありません。