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【PR】球児よ!レベルスイングを身につけろ!

2017.2.14

ミスタータイガース・掛布雅之氏

現役時代、美津和タイガーのバットを相棒に3度の本塁打王に輝いた掛布雅之氏。幾多の名指導者と出会い、辿り着いた打撃こそ独自の「レベルスイング」であった。現在はファーム監督として日々若手選手に教える打撃論をここで紹介しよう。


身体に巻き付くスイングこそ理想形バットの“二つの目”を意識してみよう

私の打撃論の骨子は「レベルスイング」です。
アッパースイング、ダウンスイングと分けて理解されている人もいますが、それは間違いです。ストライクゾーンの上からバットは出てくるわけですから、全てのスイングはダウンから始まるわけです。そして、ボールにインパクトする前後、バットが水平になる瞬間がレベル。最後にボールを押し込むときがアップ。つまり「ダウン→レベル→アップ」という順こそスイングの基本なのです。

3つの段階の中で私が最も重要視するのが「レベル」の段階
ここでバットの動きと同時に体重移動が始まり、身体が回転する。このときに肩・腰・膝の三点が地面に対し、コマが回るよう水平に動かすことが大切です。
つまりバットをレベルに振るには、身体もレベルに振る必要があるわけです。現役選手では山田哲人選手が私の理想に近いスイングをしていますね。軸がぶれずバットが身体に巻き付くようなスイングができているので、ボールに当たる確率も高く、飛距離も十分に出ます。

まずは、バットには“二つの目”があることを意識してみましょう。
一つはグリップエンドの部分にある見る目。もう一つはバットの芯の部分にある打つ目。グリップエンドの目でボールを見て、次にバットの芯の目でミートさせる。これを意識すれば自然とレベルスイングができるようになります。

最近の選手はマシンで打つ機会が増え、素振りの数が減っていると感じます。やはりバッティングの基本は素振りです。それも誰かが見ている前ではなく、一人で黙々と質の高いスイングを目指す機会を作って欲しいですね。技術とともに、精神力も鍛えられるはずですから。

美津和タイガーのバット・レボルタイガーBETA


阪神タイガースファーム監督
掛布雅之(Masayuki Kakefu)
1955年5月9日生まれ。習志野校時代は四番遊撃手で1972年夏の甲子園に出場。ドラフト6位で阪神タイガースに入団後、主軸として通算1656安打を放ち「ミスタータイガース」と呼ばれる。現在は阪神タイガースのファーム監督として、未来を担う若虎たちを熱心に指導中。